しじみを洋食にも活用しよう!簡単オススメレシピ5選
しじみを使った料理といえば、大抵はしじみの味噌汁か炊き込みごはん、佃煮などを作ることが多いでしょう。 しかし、栄養たっぷりのしじみですからもっと色々な料理に活用したいですよね?
特に子供は和食に興味を示さないこともありますので、子供に好まれやすい洋食に活用してみるというのも一つの方法です。 そこで今回は、誰でも簡単にできる、しじみの洋食メニューをご紹介していきます。
アンチエイジングに!トマトスープ
しじみを簡単に洋食にするには、今まで味噌汁にしていたものを洋風のスープにしてしまえばよいのです。 特にトマトスープはしじみが苦手な方でも比較的無理なく食べられる料理です。
また、トマトに含まれるリコピンは、一緒に含まれている抗酸化作用の強いβカロテンと比べて2倍強力な抗酸化作用を備えていて、老化防止やガンの予防、アンチエイジングに効果を発揮します。
材料
- トマト 2個(カットトマトやホールトマトなら1缶)
- しじみ(殻付き) 200g
- コンソメキューブ 2個
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく 一片
- 塩こしょう・ブラックペッパー 適宜
- 白ワイン 適宜
- バジルの葉 2枚ほど
作り方
- 砂抜きしたしじみは茹でて殻から身を出しておく
- 鍋にオリーブオイルをひいたら、みじん切りにしたにんにくを炒める
- にんにくの香りが出てきたら、サイコロ状に切ったトマトを投入する
- 白ワインを加えてよく煮込む
- シジミとしじみの煮汁を加えたら、ざっと火を通し塩こしょうで味付けをする
- 仕上げにバジルの葉を飾り、ブラックペッパーを散らして出来上がり
スタミナバッチリ!ボンゴレビアンコ
ボンゴレビアンコは通常あさりを使いますが、しじみを使うとあさりとはまた違った旨味が出ておいしくなります。 タップリと使ったにんにくは、しじみと共に疲労回復効果があるので、疲れているときにもスタミナがしっかりつきます。
材料
- しじみ(殻付き) 100g
- パスタ 200g
- にんにく 2片
- バター 10g
- 塩こしょう 適宜
- 鷹の爪 1本
- 粉末バジル(フレッシュでも可) 大さじ1
作り方
- 砂抜きしたしじみは殻ごと使う、パスタを茹でるのと同時に、フライパンにオリーブオイルをひいてみじん切りにしたにんにくを炒める
- いい香りが出てきたら、しじみをそのまま入れて口が開くまで炒める、鷹の爪を入れる
- パスタがゆであがったらサッと湯切りをしてバターを絡ませる
- しじみを炒めていたフライパンに、パスタを投入して軽く炒める
- 塩こしょうで味を調え、仕上げに粉末バジルを振りかけて出来上がり
イライラ解消に!リゾット
しじみの炊き込みごはんはさっぱりしておいしいですが、これを洋風にするとリゾットになります。 チーズをタップリ使うので、しじみに含まれているカルシウムとのダブル効果で、イライラ解消に効果を発揮するおいしいリゾットです。
材料
- しじみ 100g
- タマネギ(みじん切り) 1/2
- ごはん 炊いたものカップ2
- オリーブオイル 大さじ2
- 顆粒コンソメ 大さじ1
- パルメザンチーズ 大さじ2
作り方
- 殻付きのしじみは、顆粒コンソメを入れたお湯でざっとゆで、スープが冷めたら殻から身を外す
- フライパンにオリーブオイルをひいて、みじん切りにしたタマネギを炒める
- 炊いた米(冷ごはんでもよい)を加えて、しじみを茹でたスープを入れて少し煮込む
- 米が暖まった頃にしじみを加え、パルメザンチーズを振りかけて出来上がり
アミノ酸スコア100!オムレツ
オムレツに使う卵は、しじみと同じくアミノ酸スコアが100の食品です。 アミノ酸がバランスよく含まれていることにより、免疫力のアップや風邪を引きにくくする効果が期待できます。 どちらもたっぷりのタンパク質を含んでいるので、体力作りにも役立ちますね。
材料
- しじみ(殻付き) 100g
- しいたけ(みじん切り) 2個
- 卵 2個
- マヨネーズ 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ブラックペッパー 少々
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
- 砂抜きしたしじみは殻から身を外し、オリーブオイルをひいたフライパンで炒める
- みじん切りにしたしいたけもしじみと一緒に炒め、マヨネーズと塩で味付けする
- しじみとしいたけは一旦取り出して、再度オリーブオイルをひいたフライパンに溶き卵を割り入れる
- 卵が半熟状態の解きに、しじみと椎茸を炒めたものを入れてオムレツの形に成形する
- 仕上げにブラックペッパーをかけて出来上がり
栄養バランス抜群!クラムチャウダー
クラムチャウダーに入れる牛乳は、カルシウムが豊富なだけではなく、少ないカロリーでも多くの栄養素を摂り入れることができる優秀食材です。 しじみに含まれるビタミンやミネラルと一緒に摂ることで、血圧の改善などの病気の予防を促す効果が期待できます。
材料
- しじみ 100g
- じゃがいも 3個
- ニンジン 1本
- タマネギ 1個
- 固形コンソメとブイヨン 2個ずつ
- 牛乳 カップ2杯
- 塩こしょう 適宜
- バター 10g
作り方
- 砂抜きしたしじみは茹でて殻から身を外しておく、茹で汁は取っておく
- フライパンにバターを熱し、お好みでみじん切りか小さめの角切りにしたじゃがいも、ニンジン、タマネギを炒めてしんなりさせる
- しじみの茹で汁と牛乳、コンソメとブイヨンを入れて30分ほど煮込む。
- しじみを入れてからさらに5分ほど煮込んだら出来上がり。※味が物足りないときは塩こしょうで調整する
まとめ
しじみを使った洋風料理を、食材の健康効果と共に5品ご紹介しました。 しじみは大変旨味のある貝なので、一般的な洋風料理に積極的に使うことで、気負うことなく気軽に取り入れることができます。
特に、しじみが苦手な子供でも、洋風料理であれば抵抗なく食べることができるので大変おすすめです。 いずれもしっかり砂抜きしたしじみを使うようにしてください。